守矢医師、診察日のお知らせ2024年10月23日
11月30日(土) 守矢医師、診察日になります。
インフルエンザ予防接種について2024年09月30日
令和6年10月1日(火)より予約受付開始いたします。
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接種期間 :令和6年10月15日(火)~令和7年1月31日(金)
対象者 :中学生以上の一般の方
接種料金 :3000円
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※ご予約の方は電話もしくは受付までお申し出ください。
高齢者インフルエンザ予防接種について2024年09月30日
令和6年10月1日(火)より予約受付開始いたします。
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接種期間 :令和6年10月15日(火)~令和7年1月31日(金)
対象者 :65歳以上であま市に住民登録がある人
接種料金 :1200円
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※ご予約の方は電話もしくは受付までお申し出ください。
医療DX推進体制の整備について2024年05月16日
当院は、マイナ保険証の利用を通じて患者様の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。マイナ保険証により正確な情報を取得・活用することで、より質の高い医療を提供できるため、マイナ保険証を積極的にご利用ください。
当医院では、以下の通り対応を行っております。
・レセプトオンライン請求
・オンライン資格確認
・オンライン資格確認システムの診療情報を閲覧・活用
・電子処方箋(準備が整い次第、実施します。)
・電子カルテ情報共有サービス(準備が整い次第、順次実施します。)
・マイナンバーカードの健康保険証利用のお声掛け・ポスター提示
・一般名処方 ※1
・明細書発行体制 ※2
・医療DX推進体制整備 医療情報取得活用
※1 一般名処方のご案内
当院では、後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みの為、お薬の「商品名」ではなく「有効成分」を記載する、「一般名処方」を行っております。
特定の医薬品が不足した場合であっても、有効成分が同じ複数のお薬から選択できるため、患者様に必要な医薬品が提供しやすくなります。
※2 明細書発行体制のご案内
当院では、医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しております。
明細書には、使用した薬剤の名称や行われた検査の名称が記載されます。
明細書の発行を希望されない方は、受付にてその旨お申し出ください。
守矢医師の診療時間は次のとおりです。2021年03月23日
痛風の治療について2019年03月15日
リウマチの診療をしていると原因がよくわからない関節炎で受診される方も多く見えます。痛風が多いですが偽痛風あるいは誘因不祥の結晶誘発性の関節炎などの方もしばしば受診されます。
痛風は血液中の尿酸という物質が結晶を作りそれが原因となって関節炎を起こす病気です。痛風は足の第1母趾の関節に発症することが多いのですが、膝、肘、手関節などから発症することもあります。
また尿酸は血糖やコレステロールと同じく高値になると動脈硬化を引き起こします。
痛風は古くからよく知られた疾患で、王様や著名な学者、経済人、英雄的な活躍をした人たちがかかる病気として知られており、痛風という病気を持っていることは名誉でもあります。有効な治療薬がなかった時代には手足が変形し潰瘍ができて腐敗したり、動脈硬化から腎不全や心筋梗塞で亡くなったりすることが多く、寿命を短くしている病気の一つでもありました。
イヌサフランから作られるコルヒチンはローマ時代から使われている薬ですが、新しい治療薬が発明され、その進化とともに効果が高く副作が少なくなり、現在使われているものは内服していれば健常人と変わらずに健康な生活を送ることができます。
患者さんの中には関節炎が良くなると内服を中止してしまう方が見えますが、尿酸値が高いまま放置すると関節炎が再発するだけではなく、腎不全や狭心症・心筋梗塞にも繋がることになります。定期的な検査を受けて内服の継続を心がけて下さい。
前回は整形外科の診療範囲の話でしたが今回は手の痺れの治療についてです2018年07月03日
手の痺れの中でも最も多いのは手首のところで神経が圧迫される手根管症候群という病気です。
この病気は女性に多く夜間から朝にかけて手の痺れが強く現れます。昼は忘れていることもありますがひどくなると物を落としたり・物をつまむのに力が入らなくなったりします。内服薬でかなり改善しますが、痺れが長引く場合は手術適応です。局所麻酔・15分から20分程度の日帰り手術で治ります。手術後から家事程度なら手は使えます。抜糸は2週間後で仕事復帰もその頃には可能です。上手く行えば傷はほとんど目立たなく治ります。長期間我慢してその間に親指の筋肉がやせてくると回復が悪くなりますので、その前には手術を受けていただけるように説明したいと考えています。
手足の痺れと整形外科2018年06月05日
整形外科をやっていて整形外科が何を診ている診療科なのかしっかりと理解されていない患者さんが多い事に気づかされます。骨折・脱臼は理解してもらえますが手足の痺れとなると脳神経外科・神経内科など「神経」の名前がついている診療科に関心が行ってしまうようです。
骨折や脊椎の変形を治すことから始まった診療科であることから「整形外科」という名前になっていますが実際行っていることは「全般的な運動器官を診る診療科」で骨・関節・筋肉・と運動・知覚の神経系を診療する科と言うことになります。リウマチ・痛風などの手や足の腫れも運動器・関節の病気として整形外科の診療範囲です。頚から腰が原因の神経痛・手足の痺れも整形外科の領域になります。
基本的に手・足・頚から背中・腰に何か問題があれば基本的には整形外科が診ることになります。人間の体は全て皮膚で覆われていますので湿疹やかぶれは皮膚科の領域になりますがケガ・傷・手足のやけどは整形外科の領域になります。
また手の痺れは手関節の神経圧迫によることがほとんどで頚椎の神経圧迫が原因になることはそれほど多くありません。脳が原因になるケースははこれらに比べてきわめて少なくなります。手足の痺れは一度整形外科でご相談下さい。
骨粗鬆症 骨密度検査器械導入2年の経過2018年05月08日
全身型の骨密度の測定器械を導入して2年が経過します。この間最近新しく使われるようになった骨粗鬆症治療薬を使いながら骨密度の経過を見ていると、個人差はありますが目を見張るようなきれいなカーブで骨密度が改善している患者さんが増えてきました。
以前は骨を増やす薬など夢物語と思っていましたが実際に自分が診ている患者さんのデータで見てみると納得せざるを得ません。これからもいくつか新しい薬が発売予定になっています。高齢化社会ですが骨が丈夫になることで元気で動ける高齢者が増え、健康寿命が長くなっています。
骨粗鬆症の治療は目に見えませんので途中でやめてしまう方も時々見えますがこの治療のおかげで背中の曲がったお年寄りを見ることは少なくなりました。転倒して骨折する人も減っています。
骨折が減って整形外科の仕事がなくなってしまうのも困るのですが、骨粗鬆症の薬が理解されて行けば、骨粗鬆症の予防と治療で仕事はなくならないかなと思っています。骨粗鬆症の治療は大切なのです。
転倒とせぼねの骨折について2018年04月05日
骨折の場合は最初の診察で診断がつかず2度目以降の診察で診断がつくケースは希ならずあります。レントゲンで読み切れない骨折・ひびがあった場合後からズレが起こってレントゲンに写るようになることはしばしばあります。2回目も自分で診察していれば問題がないのですが2度目以降が他の先生の場合「見逃したのではないか」と言われかねません。できるだけ痛みが変わらなければもう一度受診するように話をしていますがその後どうなっているかは患者さんが再診してくれないとわかりません。実際に高齢者が転倒して腰痛で受診され、最初の診察でレントゲンを撮っても骨折がわからず痛みが取れないため2度目にレントゲンを撮って骨がつぶれてきていることは頻度の高いことと言えます。受診毎に毎回レントゲンを撮ることもできませんので我慢していると受診していてもわからないこともあります。
「後医は名医」という言葉があります。後出しじゃんけんほどではありませんが後から診る医者は圧倒的に有利な立場になります。初診で全てがわかる名医はいませんが、後になり時間が過ぎて情報量が増えれば名医でなくても容易に診断がつくようになります。
最近の患者さんは待てなくなったと思うことがしばしばあります。もう少し医者を信頼して待ってみて欲しいと思います。それが患者さん自身の利益でもあります。