普通のプラスチックギプスとソフトギプス2017年02月02日
ギプスというと年配の方は硬い石膏を思われるかもしれませんが、現在はプラスチックギプスという硬いが石膏のように重くないギプスが主流となっています。そして今はギプスなのに柔らかいというソフトギプスというものがあります。もう20数年前になりますが埼玉にある国立リハビリテーションセンターで義肢装具判定の研修会に行ったとき講義の中でソフトギプスの存在と使い方を教わり、その後ソフトギプスを活用してきました。今まで一緒に働いた先生方でも知らない方が多かったのであまり普及はしていないのかもしれません。弾力性があるためギプスの縁で褥瘡を作ることがなく装着感は普通のハードギプスと比べるとずっと快適です。ハサミで切ることができるのでギプスカッターを使う必要がなく子供にも恐怖心を与えることなく使えます。総てのケースで使えるわけではありませんが特に子供や装着感が問題になる部位での使用は積極的に使用するようにしています。